田無での展示が後10日あまりとなりました(〜9/30まで)。
ここでの絵はティーンの女の子を飾っています。
昭和40年代のちょっとメルヘン・チックな装いを身にまとっている少女は誰かと電話でお話ししていますが、涙を浮かべています。
寺山修司さんの角川文庫から出ている「少女詩集(S50〜)」という本が好きでそんな世界へのオマージュでもあります(「書を捨てよ、町へ出よう」もかなり好きですが笑)。
昭和40年代に内藤ルネさんが「私の部屋」で繰り広げていたファンタジーな世界に出て来そうな白い電話と額もそんな感じにしてみました。。
音楽としては松任谷由実さんの荒井由実としてのファースト・アルバム「HIKO-KI GUMO」や吉田美奈子さんのやっぱりファースト・アルバム「扉の冬」の私小説的な音楽にインスパイアされてます。
現在、お世話になっている田無「なおきち」さんで東京カーニバル終了後に、引き続き個展をさせて頂きます。
元女博司個展「家からの手紙」
10/1(土)から29(土)
12時〜22時 (最終日)〜21時まで
会場/田無なおきち
西東京市田無町4-28-7 茶々ビル2F
日祝休み 電話/042-446-7028
※飲食店での展示です。オーダープリーズ!
イラストレーション作品タイトル:
「少女と涙」