元女博司のブログ

2012年3月18日日曜日

キャラクターとキョンキョンと原宿

キャラクター(人物)を描くにあたってとても意識している事としては、『普遍性のある存在を描く』としている。
皆がそれを見て、「これ’自分だ’」とか「この人近所にいる」とか「以前にどこかの場所で会った事がある」とかでも良い...。
そんな平凡なものだったとしても、実はそれは特別な存在なんだって事が表現出来たらうれしい。
テレビに出て来るタレントさんや役者さんがそんなアイコン的な役割をはたしている場合がある。
僕はテレビっ子だったので昔テレビで見た記憶などをたどって、それを描こうとしている所もある...。


話しが変わって、僕の高校時代から好きなタレントさんで小泉今日子さんがいる。
デビュー30周年って事でこの頃は公での露出も多くなってるけれども、彼女は今でも本当にリアリティーのあるアイコンとして
成立しているなと思う。しょせんアイドルだけれどもされどアイドルって感じだ...。
近年、宝島社の40代女子のファッション雑誌「GROW」の紙媒体のモデルとしてなどもちゃんと成立している印象を受ける...
(編集長:「GROWファッションはコンサバではないのでシャッツの襟立てない...」だとか...笑w)。
毎月発刊のインタビュー誌「SWITCH」で2007年から彼女の『原宿百景』の連載は好きでなんとなく毎月チェックしているけれども、
原宿の町に所縁のある彼女の思い出話しと原宿カルチャーの歴史のリンクしたエッセイになっている...。
東京出身だったって事もあって僕も好奇心は旺盛な中学生だったので、
その頃から行っていた町だったけれども改めてその町の良さを教えてくれる内容だと思った...。


ついこの間、イラストレーションのギャラリーなんかもこの辺りは多く存在していて、
今では知人なんかの展示を見る機会があるのでついでのその足で、
連載の中につづってあった彼女が昔住んでいた黄色いマンションの跡をたどってみたりした。
もちろんiphoneに入れておいた彼女の音楽を耳にあてて口ずさみなががら...w
♪渚の〜〜〜ズッキンドッキン


★微笑少女のキャッチ・フレーズでのデビュー当時、バックの
大山和栄さんイラストが可愛い。


 ★ペーター佐藤さんが彼女を描いた
ジャケットのアルバム「Ballad Classics」1987年発売


★旧ピテカントロプス('82〜84)近くから住居街の
中へVILLA FRESCA発見(ル・コルビジェに師事した
建築家:坂倉準三氏が手掛けたもの)