元女博司のブログ

2012年8月13日月曜日

暑中お見舞い申し上げます。



暑中お見舞い申し上げます。いかがお過ごしですか?夏は昔からとても好きな季節です。
暑いのはそんなに苦ではないです。逆にエアコンのガンガンきいた部屋は苦手です。
扇風機でちょっと汗ばみながら過ごして、水風呂につかったり、冷や汁作って食べたりして涼しさを追求するのが快適です。

話し変わって色々な歴史や文化に興味がいつもあって、最近読んだ本がちょっと良かったので2冊を紹介しますね。これはちょっと最近の歴史と文化の本です。


●「本と女の子 おもいでの1960-70年代 / 著者:近代ナリコ」河出書房新社(2005)

タイトル通りの内容で、この時代に日本で発刊された若い女の子や成人した女性向けの書籍の紹介をしてくれていますが、とてもレベルの高いものがあったんだな〜と感心なのです。昨今、紙媒体が衰退していくこのご時世なだけに、この時代の本や雑誌の宝がたくさんのようでした...。
キティちゃんでお馴染みのサンリオさんもこの頃は本に力をいれていたらしく、かわいい本をたくさん出していたみたいです。
また他に大人の女性に向けた詩集なども素晴らしいイラストレーター群が絵を添えていて、その世界観は脱帽ですね...。かなり高度で成熟しています。芸術ですね。

●「原宿ゴールドラッシュ / 著者:森永博志」(1985)

極端に言えば↑上がガリ勉だとしたらこれはヤクザです笑。あくまでも極端に言えばですが...。
この本は地元で当時仲良かったちょっとトンガッタ(死語!?)不良の友達の家にあったのを、最近読んでいて思い出しました..。
原宿で一世を風靡した(これもひょっとして死語?笑)クリーム・ソーダやピンク・ドラゴンの山崎氏の成功へのサクセスが描かれたノンフィクション小説です。夢とロマンがいっぱいでした..。
最近仲良くして頂いているセツの大先輩のイラストレーターの早乙女道春さんが西麻布にあるレッドシューズでのイベントに参加していたので遊びに行きましたが、その’第三土ヨー日’はまさにこの森永氏が手掛けているイベントです。すごい方なのでお近きになれて大変嬉しかったです。


*「2代目リカちゃん(1972-)」デッサンより